養老保険の払済保険への変更と経理処理

払済保険(はらいずみほけん)への変更とは

払済保険への変更とは、保険期間もそのままで保険料の「払いを済ませる」契約に変更する事をいいます。
「払済」=「払いを済ませる」ということは、以後の保険料を支払う必要がなくなります。そのため、支払う保険料の総額が少なくなるので、予め設定した死亡保障額および満期保険金よりも金額は小さくなりますが、契約は存続します。
払済保険への変更後の死亡保障額は一定ですが、解約返戻金は満期を迎えるまでの間に年々増え続けていきます。 

最後まで保険料を支払った場合

最後まで保険料を支払った場合 画像

途中で払済にした場合

途中で払済にした場合 画像

一般的な払済の経理処理

法人契約の生命保険を払済にした場合、原則はその時点で洗替処理を行う必要があります。
生命保険を払済にした場合の洗替処理

生命保険を払済にした場合の洗替処理

洗替処理をした時点で解約返戻金が資産計上額を上回る場合、上回った金額が雑収として計上されます。 

養老保険の払済

一般的な払済に対して、養老保険の取扱いは大きく異なります。
養老保険に限っては払済を行った時点では洗替処理を行う必要はなく、満期になった時点で行います。 

決算対策で生命保険の導入を検討されている企業経営者から、「途中で保険料が支払えなくなったら」と言われることがあります。
一般的に生命保険を払済にすると、その時点で解約とほぼ同様の経理処理になってしまいますが、養老保険は洗替を満期時まで先延ばしすることが出来るため、払済時点では雑収入を出すことなく処理することができます。

図F

法人税基本通達 9-3-7の2より

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